manakawa’s diary

海外在住のタニラーです

今年最後のポチり多肉

11月の終わりにまた多肉の小苗をポチりました。

12月からは輸送中に多肉が凍る可能性があるので、ショップが配送エリアを指定し、わたしの住む場所はだいたい12月から2月の終わりまで不可になります。

これも中心から色が変化する今年の実生苗です。

10㎝四方のトレーに入って35元(700円ちょっと)でした。

小さいので200苗くらいあると思います。

今の時期は成長がゆっくりなので、間隔を詰めて植えました。

春に少し大きくなったら可愛いものを選別して、さらに植え替えようと思います。

一人前(直径3㎝以上)になるまでに一年はかかると思うので、気長に待ちたくない人は完成されたものを買うほうがいいと思います。

わたしは小さい苗が好きで、植え替えるのも苦にならないし、成長していくのを見るのが楽しいのでわざと小さいものを買います。

以前に⚪︎ーメンくんのチャンネルでバラを作出されている木村さんの動画を見たのですが、新種のバラ一つをデビューさせるために数え切れないほどの交配した苗を犠牲にする、という話をされていました。

多肉の実生家さんも名前をつけてこの世に送り出すために、毎年数え切れない実生苗を犠牲にしているのだと思います。

そうだとすれば、今わたしも実生家と同じようなことをしているのかなと思いました。

実生苗は顔が微妙に全部違っていて、200苗あっても全てがかわいいということはまずありません。

また手に入れたものによっては、育つうちに顔がはっきりしてきたらほんの数えるほどしか気に入る多肉がなかったりします。

宝くじみたいに大当たりもあるのでしょうが、いまだに超レアな顔には出会ったことはありません。

それでも今年の実生苗と聞くと、どんな子になるのかワクワクしてしまうのです。

それを考えると、中国の多肉農家は非常に効率よくやっていると思います。

実生苗を大きくして、選別して、単体で販売するまでには何度も植え替えて時間も数年かかります。

その作業を、当たりがあるから自分でやってねと小さい苗の塊を直接販売するのです。

多肉愛というよりやはりビジネスなのです。